Docker で簡単に作成できる、シンプルなチャットルームを見つけた。
GitHub - m1k1o/chat: Lightweight plug & play, self-hosted, zeroconfig node.js chat.
https://github.com/m1k1o/chat
アカウントの作成も必要がなく、データや設定も保存されない。ルームは１つのみ。ファイルの共有も可能だがサーバー上にデータは保存されない。絵文字もサポートしている。
インストール手順をメモしておこう。
環境：macOS Ventura 13.5（英語環境）、VMware Fusion 12.0.0、Ubuntu Server 22.04.3
（１）ファイルをダウンロードし、ディレクトリーに移動。
$ git clone https://github.com/m1k1o/chat
$ cd chat
（２）docker-compose.yaml を作成し、以下のように記述する。
version: "3"
services:
chat:
image: m1k1o/chat:latest
restart: unless-stopped
ports:
- 80:80
（３）コンテナを起動する。
$ sudo docker-compose up -d
これでサーバーの IP アドレスにアクセスすればチャットルームに行ける。
最初にユーザー名を入力する。
ログイン中のユーザーは一番下に一覧が表示される。
ログインしない限りチャット内容は表示されない。
ファイルの共有はパソコンではウィンドウにドラッグ・アンド・ドップすればいい。写真もそのまま表示される。ただし、iPhone では写真やファイルの共有はできないようだ。
iPhone ではややレイアウトが使いにくい。
ブラウザをリロードするとセッションがリセットされるので、再度ログインし直す必要がある。
ウィンドウを閉じるとセッションが終わる。
ログイン以降のチャットしか表示されない。
パソコンでは新着メッセージがあるとブラウザのタブに通知が表示される。
＊
具体的な使用状況が思い付かないが、場合によっては何かに使えるかもしれない。
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