Docker で Akkoma をインストールしたことを書いた。
Docker で Akkoma をインストールする|荒川仁志
https://note.com/hitoshiarakawa/n/nb95e86373e7e
Docker の Akkoma は Ubuntu で非 Docker の Pleroma を立てたときとは少し違うので、その初期設定方法をメモしておく。僕が設定した最小限の設定だ。
環境:
・VMware vSphere Hypervisor 7.0U3g(英語環境)
・Ubuntu Server 22.04.3
・Docker
【ユーザーの追加】
ニックネーム、パスワードまで含めて、non-admin ユーザーを追加するコマンドは以下。
$ sudo docker exec -it akkoma_web mix pleroma.user new {ユーザー名} {メールアドレス} --name {ニックネーム} --password {パスワード} --no-admin
ニックネームに半角スペースが含まれる場合は "Hitoshi Arakawa"
のように引用符でくくる。
【インスタンスの背景画像】
「Admin FE>Settings>Frontend>Background」で設定。
【インスタンスのデフォルトテーマ】
「Admin FE>Settings>Frontend>Theme」で設定。
【インスタンスのロゴ】
「Admin FE>Settings>Frontend>Logo」で設定できるはずだが、反映されない。仕方がないのでデフォルトの Akkoma のロゴを使おう。
【カスタム絵文字】
「Admin FE>Settings>Emoji」に一度でもアクセスすると、static/Settings/emoji というディレクトリができる。そこに custom というディレクトリを作り、50kb 以下の PNG を配置する。
Docker を再起動することでカスタム絵文字が使えるようになる。
$ sudo docker-compose stop
$ sudo docker-compose up -d
【インスタンスの説明文】
「Admin FE>Settings>Frontend>Show instance specific panel」をオンにすることで、サイドバーおよび About ページに表示される。内容は「Admin FE>Settings>Instance>Instance Panel Document」で編集する。
About ページに表示される、Terms of Service 欄を使ってインスタンスの説明文を書くこともできる。内容は「Admin FE>Settings>Other>Terms of Service」で編集できる。なお、Terms of Service 欄は非表示にできない。
参考:
Managing users - Pleroma Documentation
https://docs-develop.pleroma.social/backend/administration/CLI_tasks/user/
Pleroma にカスタム絵文字を設定する|荒川仁志
https://note.com/hitoshiarakawa/n/n3e1acff20b32
Pleroma の初期設定、利用時のメモ|荒川仁志
https://note.com/hitoshiarakawa/n/ne1fc4b733e0e
Pleroma のインスタンス説明文を書く|荒川仁志
https://note.com/hitoshiarakawa/n/n546dc84455e9
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