出版書籍を厳選することにした

Hitoshi Arakawa | 2024/02/15 Thu 04:20

僕はこれまで 10 冊の書籍を出版している。すべて個人出版だ。1冊は大学院生のころ、もう1冊はサラリーマン時代、残りはフリーランスになってからだ。だいたい2年に1冊ほどのペースで出してきた。

毎回自分の興味のある分野で好きなように書いてきたし、これこそが個人出版の醍醐味だ。

時間を掛けて書いた本よりも、たいていは勢いでガッと書いた本が多いので、なかには自分でも後々クオリティーに納得していないものもある。改訂を好きなだけ気軽にできることも個人出版のメリットだが、改訂では改善できないような全体的なテーマ設定に納得していない本があるのだ。

そういう本もとりあえず出版し続けていたが、自分の書籍は「自分の名刺」なので、できるだけベストなものを提示したい。

そういうわけで、自分でも納得している、人に読んでもらいたい本だけを残してあとは出版を停止することにした。

Kindle の場合、出版を停止した本は検索結果からはすぐに消えるが、著者ページの「お客様にぴったりの上位荒川仁志タイトル」には停止した本も残り続けるようだ。あるいはしばらくしたら消えるのかもしれない。出版を停止した本をクリックすると「このタイトルは現在ご購入いただけません。」と表示される。

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