[読書メモ]『「甘え」で文学を解く』(平川祐弘、鶴田欣也)

Hitoshi Arakawa | 2024/06/11 Tue 04:23

p10
外国語を喋るのは自分以外のペルソナを発達させることでもある。

p62
西洋の出来合いの理論や、時流に乗った主張を直輸入して、鸚鵡返しに唱えることだけはいい加減に止めにしたい。

p74
ダイナミックな暴走エピソード

p74
イニシアティヴの快感をフルに味わい

p95
小説のカテゴリーにビルトゥングスロマンというものがある。教養小説と一般に呼ばれている[。]

p125
成長は、同時に「甘える」が「甘やかす」方に転換することでもある。

p137
結論として言いますと、甘えを卒業することは不可能だと思います。しかし、甘えを自覚することはできる。自分に甘えがあるということは自覚できる。そして他人の甘えも見えるようになる。そうなれば、持ちつ持たれつの人間関係ができるのではないでしょうか。

p180
自己正当化的な self-righteous な男、いわゆるマチョ(男性中心主義者)

p496
独立独歩の人

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