僕はこれまで自宅でのメディアサーバーとして Plex を使ってきた。
Stream Movies & Find Shows On The Best Streaming Services
https://www.plex.tv/
Plex は長年使ってきた。記録によると少なくとも7年以上使っている。
だが、Plex は不具合が起こるようになった。特に追加した動画が、きちんとライブラリーに反映されない。僕は Mac で Plex Server を動かして iPad の Plex アプリで再生しているが、Mac を Ventura から Sequoia にアップデートし Plex Server をインストールし直したら、またライブラリーに反映されない現象がおきた。さらにサーバー自体がオフラインになってしまい(実際はオフラインではないのに)、iPad から視聴できなくなることも頻繁に起きるようになった。
そういうわけで、Plex から別のメディアサーバーに乗り換えをすることにした。
最初は Emby を試したが、これは iPad アプリからの視聴をするためには課金が必要なのでやめておいた。
Emby - The open media solution
https://emby.media/
次に試したのが Jellyfin だ。
The Free Software Media System | Jellyfin
https://jellyfin.org/
サーバーアプリを Mac にインストールし、iPad の Jellyfin アプリでは Mac の IP アドレスに接続して使う。その際 IP アドレスは {IP アドレス}:8096
のようにポート番号も一緒に指定する必要があった。
Jellyfin は Plex ほどインターフェースが洗練されていない気がする。僕はリスト表示が好きなんだが、デフォルトでリスト表示に設定できないようで、全フォルダーでいちいち指定する必要がある。メディアファイルあるいはフォルダーのハートマークを押したらお気に入りに登録できるようだが、なぜか「Favorites」タブをクリックしても表示されない。
しかしそれらのデメリットがあっても、Jellyfin はかなり気に入った。
特に動画の再生速度を変更できるのがいい。Plex ではできなかっことだ。映画などは1倍速で再生するからいい。でもその他の情報伝達系の動画は日本語なら 2.5 倍速、英語なら 1.5 倍速で視聴したい。僕は YouTube 動画は YouTube アプリだと広告が嫌なのでいちいち yt-dlp でダウンロードし、それを iPad の nPlayer というアプリに転送して視聴するという面倒なことをしてきた。nPlayer が再生速度を変更できるからだ。それが Jellyfin なら普通に再生速度を変更できる。最高4倍速までできる。すなわち、Mac で Jellyfin のメディアフォルダーに動画を入れれば、iPad に転送することなくストリーミングで再生速度を変更して視聴できるようになるのだ。これですごく楽になる。
ただし、なぜか音声ファイルの速度変更はできないようだ。オーディオブックなどの再生にも使いたかったんだけど。
他にも再生中に画面をタップするとタイトルが表示される。細かいことだけど、タイトルを確認するために Plex ではいちいち一覧に戻る必要があったが、Jellyfin なら再生中でも確認できるようになった。
動画の連続再生の方法に最初は戸惑ったが、一覧表示状態で、右の三点アイコンをタップ。「Play all from here」をタップすればいい。ただしこの方法だとここの動画の再生レジュームがされない。
iPad アプリへのメディアのローカルダウンロードはできない。だから家の外でオフラインで再生はできない。Plex は有料プランならできる。僕はローカルダウンロードが必要な状況はないので良しとしよう。
しばらく使ってみると、iPad からサーバーに繋がらなくなることがよく起きるようになった。おそらく Mac をアップデートしたので、Jellyfin の問題ではなく Mac の問題だと思う。Plex が繋がらないのも同様の問題のはず。Mac 側の調整をしてみよう。
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