Proxmox を始めた。
仮想化プラットフォームの Proxmox をインストールした | 荒川仁志 公式サイト
https://www.hitoshiarakawa.com/blogs/2024/2024-12-24_installing-proxmox/
Proxmox で仮想マシンを追加する | 荒川仁志 公式サイト
https://www.hitoshiarakawa.com/blogs/2024/2024-12-25_installing-virtual-machines-in-proxmox/
次に仮想マシンとして macOS をインストールしてみることにした。
環境:
・Proxmox Version 8.3-1
・macOS Sequoia 15.0.1(作業環境)
ウェブで調べると通常はややこしい手順が必要だが、簡単にインストールができるスクリプトを作っている人がいたのでこれを利用することにした。
GitHub - luchina-gabriel/OSX-PROXMOX: Voilà, install macOS on ANY Computer! This is really and magic easiest way!
https://github.com/luchina-gabriel/OSX-PROXMOX?tab=readme-ov-file
(1)起動している仮想マシンがあればシャットダウンする。
(2)「管理画面>Datacenter>{Hostname}>Shell」をクリックする。
(3)以下のコマンドを実行する。
# /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://install.osx-proxmox.com)"
Proxmox が自動で再起動するはずだ。(最初僕の環境では再起動しなかったが、それは仮想マシンの一つを起動していたからだった。仮想マシンをすべてシャットダウンしたら自動的に再起動した。)
(4)再び「管理画面>Datacenter>{Hostname}>Shell」をクリックする。以下のコマンドを実行する。
# osx-setup
すると OSX-PROXMOX のメニューが表示され、インストールしたい macOS が選択できるようになる。macOS は High Siera から最新の Sequoia まで選べる。
最初 macOS High Sierra をインストールしようとしたが、インストールを先に進めることができなかった。ISO が必要と書かれているのでそれが関係しているんだろうけれど、具体的にどうするのか分からず諦めた。
次に macOS Mojave を選ぶとインストールを先に進めることができた。画面に従って VM ID、VM 名、ディスクサイズ、ストレージの選択、CPU コア数、RAM サイズ、リカバリーイメージを作成するかどうか、などを入力していく。僕は基本的にデフォルトの設定で進めた。
Access the Proxmox Web Panel to continue with the installation… と表示されたらシェルは閉じていい。
(5)Proxmox の管理画面に行き、該当の仮想マシンを選択して「Start」をクリックする。
するといつもの macOS のインストール画面に行く。
(6)ここから「Reinstall macOS Mojave」を選択して進むと、インストール先のストレージが選択できなかった。
そこで一旦 Disk Utility を開き、ストレージをフォーマットする。Format は Mac OS Extended (Journaled)、Scheme は GUID Partition Map でいい。
Disk Utility を閉じる。
(7)再びインストール画面に戻り、「Reinstall macOS Mojave」を選んで進めていくとストレージを選べるようになるし、通常通りインストールを完了できる。
非常に簡単にインストールができ Mojave が使えるようになった。
参考:
I tried running macOS on Proxmox ― here’s how it went
https://www.xda-developers.com/macos-on-proxmox/
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