最近パソコンの調子が悪く Mac mini を買わざるを得なかった。
M4 Mac mini は一番最低のスペックにしても、ずいぶんパフォーマンスがいい。例えば Hugo で数千ページあるブログをビルドするのに、これまで 10 分弱掛かっていたが、今では数分で終わる。
できるだけ出費を抑えたかったので、ストレージの容量も一番小さい 256GB にした。
でも 256GB では全然足りません。最近は動画撮影をよくするので動画ファイルだけでもかなり容量を食う。
これまでは自作 PC だったのでどんどんストレージを拡張できた。しかし今の Mac mini は分解ができないようになっている。
外付けのハードディスクを使うのが一番の解決策だろう。僕も最初はそのつもりで一番ストレージ容量が少ない Mac mini で良しとしていた。
外付けハードディスクは普通に買うとそれなりに高い。そこで僕は内臓ハードディスクを外付けハードディスク化するアダプターやエンクロージャーを使っている。
外付けハードディスクは何度もパソコンへの取り外しを繰り返すと寿命を縮めるようなのでずっと接続することになる。
また僕は Backblaze というオンラインのバックアップサービスを使っている。Backblaze はローカルファイルだけでなく外付けハードディスクもバックアップできる。しかも容量制限がない。だからますます外付けハードディスクを接続しっぱなしにするのがベターということになる。
The Leading Open Cloud Storage Platform - Backblaze
https://www.backblaze.com/
しかし実際に運用してみて問題に気付いた。
まず内蔵ハードディスクを外付けハードディスク化するアダプターやエンクロージャーは音が大きい。特に夜間はハードディスクのカリカリという音が気になって睡眠を妨げる。
夜間だけはハードディスクを切ればいいんだけど、そのちょっとした手間が億劫だ。
また Mac mini をスリープせず、単にモニターを切っただけでもなぜか外付けハードディスクとの接続が切れているようなのだ。自動で再接続された痕跡があるので気付いた。接続がもし強制的に切れるならデータが壊れる可能性がある。
あれこれ試行錯誤して解決策を考えた。
外付けハードディスクはもともと音が小さい製品(内蔵ハードディスクを外付けハードディスクがするものではなく、最初から外付けハードディスクとして発売されているもの)が1つあるのでそれを使う。また小型の 2.5 インチハードディスクならカリカリ音がほとんどしないので、内蔵ハードディスクを外付けハードディスク化して使ってもよい。これらは頻繁にアクセスするファイルを入れる。
その他のファイルが入ったハードディスクは必要なときだけ接続するのも手だが、ハードディスクというのはよく壊れて読めなくなる。バックアップしたい。だから別の自作 PC にすべて接続し、そのマシンに Backblaze をインストールしてまとめてバックパックする。そのファイルにはスクリーン共有等で Mac mini からアクセスする(macOS のスクリーン共有は、ドラッグ・アンド・ドロップでファイルを送受信できる)。
Mac mini のバックアップは Time Machine に任せるが、先ほどの常時接続の外付けハードディスクはどうするか(Time Machine は外付けハードディスクのバックアップができない)。頻繁にアクセスするゆえに重要ファイルばかりだ。このファイルに関しては Resilio Sync で自作 PC と同期する。そして自作 PC 側で Backblaze でバックアップする。これなら安心だ。
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