[読書メモ]『「おもしろい」映画と「つまらない」映画の見分け方』(沼田やすひろ)

Hitoshi Arakawa | 2024/02/20 Tue 04:03

p21
小規模であっても「目立つ」ピンポイント戦略

p27
ファンクラブを作るほど感動できる

p40
では、「感動」とは何でしょうか。/それは、「想いが伝わる(遂げられる)」ということです。コミュニケーションが取れる、とも言い換えられます。

p43
どうやら、「スタジオジブリ作品らしさの追求」という「ブランド化」が最優先事項となっているようです。

p64
基本的に、本編中で「変化」するのが主人公です。

p74
主人公の変化しない作品は「社会の異常性」をテーマにしていることが多いので、その社会風刺的な意味を汲み取ると、深い「おもしろみ」が生まれる。

p75
これらの作品では、主人公の本質的な内面は、最後まで変わりません。変わらないことによって、その歪みを生んでしまった「社会」の皮肉な状況を訴えるメッセージ性を持っているのです。

p87
制作者サイドに、「言いたいこと」がたくさんありすぎたために、満足するエンディングの後に、どんどん話をつけたして、結局、散漫な作品になってしまいました。

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