僕は翻訳学校で字幕翻訳や吹き替え翻訳について学んだ。
吹き替え翻訳では「リップシンク」と呼ばれるものがある。俳優の口の開き方や動きに合わせた言葉を充てる翻訳の技法のことだ。
翻訳なんだから異なる言語だし、さらにピッタリと口の動きと言葉を合わせるのは難しい。そこが翻訳者の腕の見せどころ! と言いたいところだけど、実際は文章の最後の口の形さえ合っていれば、観る人にはリップシンクができていると思ってもらえる、というテクニックがあったりする。
以下の動画岡田斗司夫さんがリップシンクについて解説している。日米の映像作品の文化的違いと絡めた説明で、翻訳学校でも習わなかったことだったので非常に面白かった。
【UG# 385】「将来と不安」「占いを信じる?」「48歳のオタクの妹」@サイコパスの人生相談 2021/3/7 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ADcSjNU8SuY
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