僕は日本語や英語の言葉を調べるときに、高校生のころから紙の辞書に加えて電子辞書を使い始めた。
予備校時代は完全に電子辞書に移行していたと思う。
大学生になってからは第二外国語のドイツ語では紙の辞書を使っていたが、日本語や英語学習は完全に電子辞書。翻訳学校に行っていたときも電子辞書だ。
大学生のころから翻訳学校に通っていたころからまで、EPWING という自分で辞書データを用意してパソコンで使うソフトウェアを使っていたこともあった。パソコンがないと使えない一方で、小さな電子辞書をピコピコするよりもさっと調べられるのが便利だった。
その後 EPWING 用のソフトウェアが Mac で動かなくなって使えなくなってしまった。
就職してからは辞書を使うことがなくなった。語学に本腰を入れて取り込むことがなくなったからだ。言葉をちょっと調べるだけならウェブで調べてしまう。紙の辞書や電子辞書も売ったか処分したかしてしまった。
iPad が生活に欠かせなくなっていた6年ほど前に、iPad に辞書類を入れていたら便利じゃないかと気付いた。iPad はいつも持ち歩く。外出先でもちゃんと調べ物をしたくなることがあるので、辞書があると都合がいい。
翻訳学校で先生が「辞書はお金で買える実力」などと言っていた。その頃は翻訳者としてバリバリに仕事をしていたわけではないが、ほんらいの語学好きとしてちゃんとした辞書を揃えておきたいと考え、iPad にあれこれ一気にインストールした。
iPad の辞書は「辞書 by 物書堂」という辞書アプリを使っている。
辞書 by 物書堂 - 製品紹介 - 物書堂
https://www.monokakido.jp/ja/dictionaries/app/
このアプリに辞書コンテンツを個別にインストールしていく。インストールした辞書は以下だ。
- 大辞林
- 全訳 漢辞海
- NHK 日本語アクセント辞典
- ジーニアス英和・和英辞典
- Oxford Advanced Learner’s Dictionary
- COBUILD Advanced Learner’s Dictionary
すべてインストールするとトータルで5万円ぐらい使った記憶がある。
「辞書 by 物書堂」アプリは iPhone 版がある。購入した辞書も共有できる。
さらに「辞書 by 物書堂」アプリに Mac 版があることに、この記事を書いている最中に気付いた。Mac にもインストールした。これでますます便利になる。辞書だけでなく検索履歴もデバイス間で共有できるからものすごく便利だ。
最近はふと電子辞書が使いたくなった。最近の電子辞書がどうなっているのかも知りたい。メルカリで型落ちの安い中古電子辞書を買ってみた。すると辞書を引く楽しさに改めて気付いた。電子辞書のインターフェイスなどは昔とたいして変わっていないが、それはそれで面白い。少なくとも iPad や iPhone の辞書アプリよりも頻繁に使うようになった。
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